| NO.04 | ![]() |
2001.09.09 |
|
マイタケは、日頃からパトロールを繰り返し、マイタケの発生する坪を調べ、大きくなった頃を見計らって採りに行くのである。
つまり日頃の努力が収穫に結びつくわけで、行き当たりばったりに探し回ってもはかばかしい成果は得られない。 更にまた、山の女神が微笑んでくれなければよいマイタケは採れない。 いくらパトロールを繰り返し努力しても、人に採られてしまうことも多いのである。 パトロールの成果が収穫につながるためには、山の女神の味方が必要となる。 山の女神を味方につければ、思わぬ幸運に恵まれることもある。 |
|
| ■ 9月7日(曇一時雨)・・・T山 | |
|
■夜中に降っていた雨が朝になってようやく止んだ。天気予報は午前中雨で午後からは曇だという。
しかし、雨を嫌がっていてはマイタケの収穫は望めない。 今日も茸友のYさんと山に向かった。 天候も午後から快方に向かうということなので、当初予定していたM山を止め、急遽T山に向かうことにした。 ■駐車場に着いた頃には雨も止んだ。天気の状況から一旦は写真撮影を諦めていたが、写真のないHPは味気ない、やはりデジカメを携行することにした。 カメラを雨から守るために、ビニール袋に包み、更にビニールバックに入れた。カッパを着て、長靴を履き、負い篭を背負って、収穫への期待を胸にサア出発だ。 取り付きから急峻な登りである、小木の小枝に掴まりながら体を上に運んでいく。 雨は降らないが、木の葉に宿った水滴が否応なしに降りかかる。これでは雨中の登山と変わらない。 ■暫く登ると尾根の両側の急斜面にミズナラの大木の姿が見えてきた。 谷に向かって40〜50度はあろうかと思われる急斜面を、マイタケを捜してミズナラの根元を渡り歩く。 トランシーバーのベルが鳴り、Yさんからマイタケ発見の第1報があった。 あまり大きくはないとのことで、写真撮影に向かうのは止めにする。 ■そのうち、私の方もマイタケ発見である。大きくはないが成長したマイタケが二つ並んで生えている。早速負い篭の中からデジカメを取り出して撮影した。 曇天の薄暗い林内での撮影である、うまく写っているだろうか気にかかる。 ■山の中は、意外と蚊や蝿が多い。山登りの初めから蚊がまとわりついてくるのを手で追いながら登ってきた。 カメラを構えピントを合わせるため静止している手に蚊が止まる。 撮影を終えてからマイタケを手に取り、土の付いた根っこの部分をナイフで削り、新聞紙に包んで篭に収めた、本日の収穫第1号である。 ■ 更に蜘蛛の巣を払いながら登っていくと、枝の一部が枯れたミズナラの古木の根元にマイタケが生えていた。Yさんによるとこの木には毎年生えるという。 撮影のためデジカメを取り出して構えると、木を伝わって水滴が上からポトリ。 ■カメラをぬらしてはならない。角度を変えてファインダーを覗くと画像が見る見る曇ってくる。 レンズが曇ってきたのだ。 ■レンズ拭きは持ってきていない。急いでシャッターを押したが、はたして写っているのだろうか。 この先の撮影は断念せざるを得ないだろう。 雨の日でも快適に撮影できる方法はないものであろうか。暗い林内でも綺麗に撮影できる方法はないものであろうか。 ■尾根を登り詰めたところで、昼には少し早いが食事を摂ることにする。 外側からの水滴と内側からの汗で、既に全身は濡れ鼠である。 シートに弁当をひろげ、クーラーから缶ビールを取り出し、先ずはコップ一杯づつのビールで喉を潤す。 うまい !! ■食事の間中、周りに蚊が寄ってくる。天気のよい日は蚊取り線香を持ってくるのだが・・・・・ 山の蚊は里の蚊のようにすばしこくはない、蚊を手で追い払いながら食事を終えた。 荷物を近くの笹の中に隠し、負い篭を軽くして斜面を下りマイタケを捜すことにした。 ■少し下ったところで、倒れたミズナラの古木の根元に一株発見。 しかし、その後が良くない。 見て回る坪の先々に先行者の新しい足跡がある。勿論マイタケの姿を目にすることはできなかった。 かなりの範囲を上に下にと歩いては見たが、結局何も得るものはなく山を後にした。 |
|
| back | index | next |